※ギャンブル依存症にやってはいけないことを
この日、ワタシは堂々と提案してしまうのです。
嘘をついてまで人にお金を借りる
どう想像してもそんな心境は分かりません。
しかもギャンブルのために。
その時はまだ、ギャンブル依存症というものを
全く知らず、ましてや
自分の家族がそうなっているとは想像も出来ずでした。
norakuroとの話合いは明け方まで続き
思考回路が壊れたnoraを
とにかく説得しました。
今の借金を一つにまとめて(うちが)返済し
それを地元で仕事しながら
うちに返していく
当面、借金返済の目処が立つまでは
家賃も食費もかからないのだから
それが一番いいと言い聞かせて
なんとか納得させました。
やってはいけない提案を、この時はこれしかないないんだ!と疑いませんでした
その日は上京してきた長旅で疲れていたし
noraシスと飲んだお酒がきいていて
ワタシの思考回路もストップです。
そのまま眠ればいいものを
あまりにもボロボロのnoraがいたたまれなく
話も堂々巡りな朝方に
カラオケに行こう!!
とnorakuroを連れて
一時間だけ
歌って発散しに行きました。
あの状況でカラオケって。。。
アホです。
借金のことや
ギャンブルのことや
そのまま眠れる心境には
なれなかったのです。
少しでいいから
いつもの自分に戻りたい
なんでもいいから笑っていたい
一時間歌って
お弁当屋さんでお弁当を買って
帰りました。
長い夜でした。
noraマザ