☆明日はもっといい日だよ☆

ギャンブル依存症の息子と、共依存な家族の涙あり笑いありの日常

お金の肩代わりをする観音菩薩

※先日の記事で繰り広げた、大捕物帳を経て

 実家母(ワタシの義理母)の家でのことを綴ります

 

 

 

 

髪は振り乱れ

真っ赤っ赤に腫れてる足の指は

歩行を妨げ

 

 

田舎町だからなんとかなるか、って容姿で

 

辿り着いた実家母の家。

 

 

 

久しぶりに会えるのに

重たい空気です。

 

観音菩薩のような優しい義理母に

 

まずは今さっき、繰り広げられた

大捕物帳のことを報告。

 

 

”こいつ逃げたんっっすよっっっ(唾)!!”

 

 

いつもは言葉遣いには気をつけるのですが(義理のお母様ですもの)

見たこともないワタシのヤンキーぶりに義理母は驚いていたことと思います。

 

それでも観音菩薩

 

”大変だったねぇぇ” と優しく家に招いてくれます。

 

 

 

さぁ、今度こそ全てを話せ!!!!

 

 

と鬼のような形相のワタシに

ギャンブル依存のnorakuroが心を開くはずがありません。

 

ワタシからの暴行を受けたnoraは

 

 

地元には帰らない!

こっちで仕事して夜もホストでもなんでもやって

お金を稼ぐ!

 

と意地を張り始め

 

 

また一から堂々巡りの話し合いとなってしまい

 

すこーし短期のワタシは

 

イラっイラ💢してしまい

ありふれる怒りのエネルギーを

握り拳に集中させ

やれるもんならやってみろよこのやろーーー!!!!

叫びそうになったとこで

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御幸を背負うかの如く義理母



 

観音菩薩の義理母が

ささっと

norakuroの手を握り

優しい声で

 

 

”今はnoraマザと地元に一緒に帰ってやり直そう

バァバ、norakuroのこと信じてるから

お金はゆっくり返してくれればいいから

やり直せるから

大丈夫だから”

 

 

と、何度も何度も

諭したのです

 

 

こんなどうしょうもない

ポンコツクズオのnorakuroに

 

どうしてこんな優しい言葉がかけられるのか

 

 

握り拳をそっとポッケに隠し

その様子を眺めるしかないワタシです。

 

 

手を握られ

優しい言葉をかけられたnorakuro

 

 

スッと空気が変わります

 

 

 

”そうだね・・・・

なんでこんな意地貼ってるのかわからなくなってきたよ”

 

 

 

顔が少し明るくなって

義理母に答えました

 

 

 

 

少し空気がなごみ

お茶とお菓子なんかをつまんでみます

 

 

 

そこですかさず

義理母は紙とペンを取り出し

 

 

誰にいくら借りてるのか

書いてみよっか

と。

 

 

さすがです( ・∇・)

 

 

タイミングバッチリですよね、観音菩薩様。

 

 

 

 

初日に書き出した

借金リストのメンバーに

数人名前が出てなかった

新たなメンバーが加わり

 

出揃った借金の借入額

 

5、530、000円

 

 

 

握り拳を再度握り直しましたが

 

義理母の目の前で

暴力はいけません。

 

 

これからの返済のための計画を

考えます。

 

ギャンブルは2度とやらない!と約束を前提に

 

義理母がお金を貸すから

消費者金融には返済してしまおうと

いうことになりました。

 

 

消費者金融への義理母とワタシのイメージは

 

利息だけがどんどん膨らみ

家の前に『借金返せ!!』の貼り紙はられ

強面の縦縞のスーツに身を包んだ男たちにどこまでも追いかけられる

挙げ句の果てにはソー◯ランドに売られる

 

 

震え上がるほどの恐怖です。

 

 

義理母にありがたくお金を借りることにして

その恐怖を拭い去ることに感謝し

その日は実家を後にしました

 

 

 

電車の中で

norakuroはまたまた

よく喋っていました。

少し楽しそう。

お土産にもらった大福を

3個ぺろりとたいらげました。

 

 

 

借金の不安が少し解消されて

気持ちが楽になれたのかな(^^)よかったね!

助けてあげるのが家族ってもんよ。

 

なんて思うのが共依存

 

 

相手はギャンブル依存症

 

 

 

norakuroの心の中は

 

 

やったーーーーーーーー!!!!!

またお金借りられるーーーー♪♪♪

金融が一番大口いけるしねーーー😏♪

 

 

くらいにしか

思っていなかったのです。

 

ギャンブルを辞めるつもりなんて

サラッさらなかったのですから・・・・

 

今まで育ててきた可愛かった息子はもういないのです。

 

 

noraマザ